支援の必要性と支援状況

ネパール支援の必要性「PENの役割について」とレポート・ダウンロード「被支援者の学習・生活指導について」
支援を受ける子供の選定と支援金の贈与方法支援を受けている子供たち
支援を受けている子供の日常生活の紹介支援金で贈呈された物品支援金で整備された施設
支援者状況
ボダーライン

ネパール支援の必要性

   ネパール支援の必要性

 ネパールはGNPが250ドルと、世界10大貧国に入り、また私たちの住むアジアでは最も貧しい国です。ネパールでは、貧しさゆえに、教育を受けたくても学校に通うことのできない田舎の子どもたちがたくさんいます。NHAは、そのような子どもたちに教育を受ける機会を提供するために、始まりました。彼らが神様を知り、正直・誠実を学び、未来を諦めず、一生懸命学び、未来のネパールにおける立派な指導者になることができるようにサポートするのがNHAの目的です。どうか、ネパールの貧しい子どもたちに、明日という希望を植えてくださいますようお願いいたします!

ニュー・ホライズン・アカデミー 理事長  チェ・クンミン

PEN(プロ・エデュケーション・ネパール)の役割について

   PEN(プロ・エデュケーション・ネパール)の役割について (詳しいレポートは下からダウンロードしてご覧ください)

 ネパールでは識字率が47%と、その教育環境は非常に劣悪な状況です。しかし、教育なくしてはネパールの未来はあり得ません。そこで、ネパールの明るい未来のために、教育の発展に微力ながら寄与するために、NGO団体である私どもPENが発足し、活動しています。
単なる無償支援は、一層の怠惰を招き、また他人の助けを当てにし、かえって継続的な貧困を誘導させるものとなります。そこで、我々PENは、寄付活動と共に、単純な支援ではない、“啓発”のための様々な活動を行っています。
皆様の愛のご支援がネパールの子どもたちの未来を助けるものとなっているのです。
NGO法人 プロ・エデュケーション・ネパール 理事長 ビル・バドル

ビル・バドル理事長

   PEN(プロ・エデュケーション・ネパール)によるBFNの支援を受けている子供の学習・生活指導について

NHA校内にあるPEN事務局

PEN 職員の レカ・マハリャン氏

 PEN職員の レカ・マハリャン氏は、BFNから支援を受けている子供(里子)の日常の学習活動や生活指導、健康管理全般にわたって専任として指導に当たっている。必要に応じて家庭訪問を行い、個々の子供に応じた、きめ細かな指導が行われている。

BFNから支援を受けている子供たち一覧と写真

子供たち各一人づつ指導記録のファイルが作成されている。

ある子供の家庭訪問の指導記録の一例。

このような、指導記録ファイルはBFNから支援を受けている子供一人一人について、用意・記録され、きめ細かな、個別的学習指導・生活指導が行われている。

支援を受ける子供の選定と支援金の贈与方法

   支援を受ける子供の選定と奨学金の贈与方法について

 現在、学校に通っている子供たちは、とても貧しい家の子が多いの です。それでも家計を切り詰めて学校に行かせています。しかし学業 を続けられなくて、1学年を途中で辞める子や、来年の進級を断念す る子供たちがいます。学校では、授業料免除を受けたい子に申請書 を提出してもらいます。申請書には兄弟、家族、成績、経済状況、親 の職業、好きな科目、将来の夢と言った項目があります。このような子供たちや親と直接面接し、リストを作成します。 この子供たちリストをPENに提出し、PENからBFNに支援の依頼が来ます。そして困窮度の大きい子供たちから支 援をして行くことになります。
里親からの支援金は、PENを通じて、NHAに送金されます。お金を直接実の親や里子に渡さない理由は 大きく二つあります。一つは、ネパールには、日本のような銀行システムが十分でなく、振り込みが容易でありま せん。また貧しい親は、銀行に口座がありませんので、お金を学校で子供に直接渡すことになります。子供たち に学校で多額のお金を持たすことは教育上良くないですし、また他の子供たちに知れることになります。支援さ れない子供たちの間で格差が生じます。二つには、貧しさの故に実の親たちが生活のために(悪い目的と言う 意味でなく)使用して、授業料の滞納や遅延になります。また滞納後に子供を退学させたりすることもあります。 授業料は、学年によって違いますが、支援金から授業料を差し引いた残額も学校の設備費等に充当されま す。現行のシステムは、他のNPO団体でも行っている里親の暖かい支援を無駄にしないための最良の方法と 考えております。

 PEN が BFN からの奨学金が子供に支給されることの里子認定書。校長室で、校長立会のもとで、PEN理事長から直接渡される。
認定書には、里親・里子の氏名、支援内容、支援 期間などが記載されてあります。

 里子認定書の伝達式


支援を受けている子供たち

  2008年4月~11月に支援を開始された子供たち

  2008年12月~2009年3月に支援を開始された子供たち

  2009年4月~2009年9月に支援を開始された子供たち

  2009年10月~2010年3月に支援を開始された子供たち

  2010年4月~2010年9月に支援を開始された子供たち

  2010年10月~2011年3月に支援を開始された子供たち

  2011年4月~2011年9月に支援を開始された子供たち

  2011年10月~2012年3月に支援を開始された子供たち

  2012年4月~2012年9月に支援を開始された子供たち

支援を受けている子供の日常生活の紹介

「ガンガ・マハリャン」の日常生活「サミル・マハリャン」の日常生活「アリーナ・マハリャン」の日常生活
「アシュタ シレスタ」の日常生活「クリティ・パタ」の日常生活「アクリチ・ラジタラ」の日常生活
「シャイリ・カナル」の日常生活

  ガンガ マハリャンの日常生活

  サミル マハリャンの日常生活

  アリーナ マハリャンの日常生活

  アシュタ シレスタの日常生活

  クリティ・タパの日常生活

  アクリチ・ラジタラの日常生活

  シャリイ・カナルの日常生活

支援金でNHAに贈呈された物品

 BFNから送金された支援金で、多数の図書、パソコン、レーザ・プリンター、スキャナ、コピー機、
スピーカシステム、キーボード等、図書室の蔵書の充実や情報処理教育用の備品類が整備された。

   図 書

 BFNからの寄贈品であることを明示するために、BFNのロゴマークの入ったシールが貼られてある。

 

   教育用汎用備品

 スピーカーシステム一式とキーボード

   情報処理教育用備品

 レーザープリンタ

 

 スキャナ

 デスクトップ・パソコンとデスプレイ一式

   教育事務用備品

 コピー機


支援金で整備された学校施設

 BFNから送金された支援金で、 防球ネット、バレーボールとバスケットボールコート 、、が整備された。
狭い校庭では、子供たちが蹴るボールが直ぐにフェンスを越えてしまう。貴重なボールもなくなってしまう。 もっと力いっぱいボールを蹴りたい!おもいっきり遊びたい!そんな声を実現するために、高さ8mの防球 ネットがBFNの支援で完成した。前庭にはバレーボールとバスケットボールコートもできた。子供たちの笑 顔がまたひとつ増えた。

生徒数の増加に対処するために、2教室が増築され、新教室のグリーンボード、学習机等が整備された。

   防球ネット

 BFNからの支援金で運動場の周りに防球ネットが整備された。

 

   バレーボールとバスケットボールコート

 BFNからの支援金で前庭にバレーボールとバスケットボールコートが整備された。

   教室用設備

 BFNからの支援金で教室にグリーンボードが整備された。

 BFNからの支援金で教室に学習机が整備された。

   教室の増築

 BFNからの支援金で2教室が増築された。

 増築された新教室での授業風景。


支援者状況

 賛助会員の人数は累積数、スポット支援の金額は年度毎に集計

  2008年度(4月~2009年3月)

  2009年度(4月~2010年3月)

  2010年度(4月~2011年3月)

  2011年度(4月~2012年3月)

  2012年度(4月~2013年3月)