おもな支援先

BFNの主な支援先は、ニュー・ホライズン・アカデミーNHA)ですが、特定の学校のみを支援対象とせず、可能な範囲で、広くネパール全域の学校に支援を行います。

ニュー・ホライズン・アカデミー(NHA)の略歴と現在

   支援者の皆様に感謝のことば

ニュー・ホライズン・アカデミースクール(NHA)は、奉仕の精神により運営されている私立学校です。NHAは、貧 しいマチェガウン村(カトマンズ市の西部農村地域)の子供たちの教育のために、2001年に創設されました。現在、 幼稚園から第10学年まで626名の生徒が学んでいますが、大半の生徒は、貧困層又は 極貧層の先住民(*)の子供たちです。
NHAのビジョンは、「神にあって良き人格と知識を持った市民の育成」です。単に学問 的知識を修得させるだけではなく、生徒たちが神に対する畏怖や知識を持つように努め ています。十分な教育施設や設備はありませんが、熱心な教師30名、それを支える職員 9名と共に少しでも子供たちに明るい未来を提供できるように毎日励んでいます。
BFNの支援者の皆様には、NHAの生徒たちの学費や運営費のために、心を寄せてい ただき、厚く御礼申し上げます。皆様からの尊い賜物は、PEN(*)を通じて、生徒たちの毎 月の学費や学校運営費に使用させていただいております。 BFN支援者の皆様の多大な援助を、心よりの感謝を申し上げます。ニュー・ホライズン・アカデミー・スクール 校長 クリスナ・ソマイ(*) 先住民(ネパールは30以上の民族から成る、多民族国家であり、カトマンズ周辺には先住民であるネアール人が多く住んでいる。)
(*) PEN(NGO:プロ・エデュケーション・ネパール)
クリスナ・ソマイ校長

   ニュー・ホライズン・アカデミーの略歴

2001年1月設立(ネパール教育部許可123/057/058)
設立者 サヌ・シュレスタ
現在、幼稚園‐10学年まで認可 現在 教職員37名 学生数620名 (2008年1月現在)
校長 クリスナ ソマイ  教頭 コモル フォカレル


新校舎竣工記念式典(2004.2.13)
2008年4月に第10学年設置がネパール政府から認可されました。10学年修了者にはSLC(School Leaving Certificate)と呼ばれる全国統一問題で行なわれる中等教育終了資格試験を受験する資格が公式に認められたことになります。 右にそのネパール政府・教育部の認可証を示します。
10学年設置許可証
10学年設置許可証

ニュー・ホライズン・アカデミー・スクールでは学習指導に特に力を入れ、学年毎に進級試験があり、8学年から特に難しくなる。
ニュー・ホライズン・アカデミー・スクールでは、9、10学年に全員が必修のエキストラ・クラス(特訓クラス)
が設けられ、担任による特別補修授業が早朝6時30分から1時間と放課後2時間行われている。
10学年修了者の内の70%がSクラス、30%がAクラス合格が目標である。
SLCの上位のクラスの合格者ほど、優秀な大学・学部・学科に入学できるのがネパールの高等教育のシステムである。

ニュー・ホライズン・アカデミー・スクールの授業は1年生から全て英語で行われている。
また、9学年、10学年でTOEICを受検させ、学校の国際化を図っている。


ボダーライン

   新校舎竣工により改善された学習環境

大きく改善された学習環境。
校 舎旧校舎 新校舎(竣工直後、現在は更に増築されている)

教 室
レンガがむき出しの旧教室 内装も明るくなった新教室

現在の校舎とスクールバス

学年進行に伴う生徒増に対処するために3階部分や特別教室等が増築された現在の校舎

スクールバス